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3月16日は16個のだんごを神さまにお供えする、「十六団子(じゅうろうだんご・じゅうろくだんご)」の日です。
古くから日本では山の神さまがいると考えられており、田植えが始まる春になると山の神さまが人里に降りてきて、作物の収穫が終わるとまた山に帰って行く、という言い伝えがありました。
そこで3月16日には、神さまにだんごをお供えして、「作物がいっぱい実りますように」とお願いしたそうです。
だんごをお供えするのは、杵と臼でだんごを作っているときのその音が、「神さまを迎える準備ができました」という合図になっていたからだと言われています。
また、昔から和菓子と「16」という数にはつながりがあり、昔の日本には、16個のもちを無言で食べることで健康を祈る「嘉詳喰い(かじょうぐい)」という風習や、16文(昔の通貨)でお菓子を買って笑わずに食べると病気にならない、という風習があったそうです。
16個のだんごをお供えするのは、この昔の風習が起源だとされています
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