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2月18日は、冥王星の日です。
1930年(昭和5年)2月18日、アメリカのアリゾナ州にあるローウェル天文台の天文学者、クライド・トンボーが「冥王星」を発見したことに由来する記念日です。
トンボーは、当時最新の技術であった天体写真を活用して、同じ場所の空の写真を数週間の間隔を空けて2枚撮影し、その画像の間で動いている天体を探すという方法で捜索を行いました。この地道な作業は、約7,000時間にもわたったそうです。
このような経緯もあり、発見日は一般に1930年2月18日となっていますが、小惑星センターに登録された発見日は1930年1月23日とされています。1846年に太陽系8番目の惑星・海王星が発見されてから、80年以上が経過していました。
1930年に発見されて以来、冥王星は「太陽系の9番目の惑星であり、外惑星のひとつ」とされてきました。しかし、観測技術が進歩して太陽系の研究が進むにつれて、冥王星の近くに同じような大きさの天体が続々と発見されるようになります。
そして、2006年8月にチェコのプラハで開かれた国際天文学連合総会で、それまで明確でなかった「惑星」の定義を定めるとともに、「準惑星」という新しい分類を設けることが決まりました。結果として、発見から76年後に冥王星は準惑星となり、太陽系の惑星は8つということになったのです。
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