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ABO式血液型
を発見した生物学者、カール・ラントシュタイナー博士の誕生日を祝して、
国際赤十字・赤新月社連盟
世界献血団体連盟
国際輸血学会
が合同で6月14日に記念日制定した国際デーのひとつです。
国際表記
World Blood Donor Day
ラントシュタイナー博士 誕生日
1868(慶応4)年6月14日
血液型に関する雑学
A型、B型、AB型、O型の由来
血液型
血液の中には赤血球が含まれておりますが、その赤血球の表面には250種以上の分子が付着しています。
かなり大雑把な表現ではありますが、その付着している分子は抗原と呼ばれております。
カール・ラントシュタイナー博士は、抗原がいくつかの特徴を生み出していることを突き止めることに成功し、カール・ラントシュタイナー博士自身の血液が発している特徴をA抗原と名付けました。
次に、A抗原とは異なる種類の特徴を発している抗原をB抗原と名付けます。
さらに、何も特徴を発していない抗原をC抗原としました。
ここから
A型
:A抗原を発現する分子
B型
:B抗原を発現する分子
C型
:何も発現しない分子
と区別されるようになりました。
また、その後、A抗原とB抗原の特徴を併せ持つAB抗原が新たに発見されたことから、
AB型が加えられました。
A型、B型、AB型とも、それぞれの特徴ある抗原を発現する分子なのに対し、C型は何も抗原を発現しないことが特徴の分子だったことから、「0ゼロ」型に変更した方がいいのでは…?
との意見が研究者の間で出始めます。このことを論文で発表した際に、A型、B型、AB型、0型
と並んで表記された「0ゼロ」を、アルファベットの「Oオー」に読み間違えたことからOオー型
と呼ばれるようになったとの説が有力で、他にも「0」は「無」であり、「無」または「〜無い」という意味のドイツ語ohneの頭文字を取って「O型」としたという説があります。
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