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2月23日は伝統のエコアイテム、ふろしきの日です。
日付は「包み」の語呂合わせ「つ(2)つ(2)み(3)」から。
そもそも、ふろしきはなぜ「風呂(ふろ)敷」と呼ばれているのかといいますと、その名の通り「お風呂」で使われていたからなんです。
ときは室町時代。将軍の大浴場に入る大名たちが服をまちがえないために、自分の家紋が入った布に脱いだ着物を包み、お風呂からあがった後には下に敷いてその上で身支度をしたのがふろしきの始まりといわれています。まさに、「風呂」で「 敷」くという言葉の通りですね。
その後、ふろしきはお風呂道具としてだけではなく、荷物を持ち運ぶのに使われたり、さまざまなデザインを施して贈り物を包むラッピング用品としても広く普及していきました。
ふろしきは包むものの大きさや形にとらわれることなく、自由自在に包むことができます。さらに使わないときは小さく畳めて、軽くて持ち運びにも邪魔にならないので、買物バッグや防災用品としても使いやすいのです。
昭和30年代以降、使い捨ての紙袋やビニール袋におされて、一気に出番がなくなってしまったふろしきですが、繰り返し使えて環境にもやさしいエコロジーなアイテムとして、最近ふたたび注目されています。
また、日本の伝統的な絵柄のふろしきは、日本を訪れた外国人旅行者のおみやげとしても、とても人気があるそうですよ。
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