だがしの日

おはようございます。高齢者向け宅配弁当の配食サービスをしております宅食ライフ豊橋西です。

3月12日は、昭和生まれにはなつかしく、現代のお子さんには新鮮な味、「だがしの日」です。

この記念日は、菓祖（お菓子の神さま）の田道間守公（たぢまもりこう）の命日にちなんで制定されました。

菓祖・田道間守公は古事記や日本書紀に登場する神さまです。西暦60年ごろ、天皇の命を受け、「常世（とこよ）の国：遠い海の先にある理想郷」にあるという「非時香菓（ときじくのかぐのこのみ）を探す旅に出ました。

しかしながら、ようやく「非時香菓」を手に入れて国に戻ったときには、すでに天皇は亡くなっており、その悲しみから田道間守公も亡くなってしまったそうです。

そしてこの「非時香菓」がミカンの原種である「橘」であり、その当時、果物は「果子（かし）」と呼ばれていたことから、田道間守公がお菓子の神さまになったとされています。