おはようございます。高齢者向け宅配弁当の配食サービスをしております宅食ライフ豊橋西です。
2月19日は、天地の日です。
日付は、1473年のこの日が「地動説」を提唱したポーランドの天文学者、ニコラウス・コペルニクスの誕生日であることにちなんでいます。
地動説とは「地」が「動」くという文字のとおり、「地球が太陽を中心として動いている」という考え方のことです。
じつは地動説の研究は昔から行われていて、初めて唱えたのは紀元前3世紀の古代ギリシアの天文学者、アリスタルコスとされています。
ところが、コペルニクスの時代には、太陽をふくめてすべての星が地球を中心として周囲をぐるぐる回っていると考える「天動説」が主流になっていたのです。
地道な天体観測をもとに地動説の考えをまとめたコペルニクスは、地動説の測定方法や計算方法をすべて記し、誰でも同じ方法で1年の長さを測定できるようにした『天体の回転について』という本を刊行しました。考え方としては古くから存在していたのに、コペルニクスが「地動説の創始者」とされるのは、この実績によります。
コペルニクスの説が完全に受け入れられるまでには100年以上の時がかかりましたが、後につづく天文学者たちが地動説を証明する際の基礎になるなど、とても大きな影響を与えました。
Comments